オンデマンド版 新日本書紀列伝Ⅰ
聖徳太子の復活
地球星系社刊
改訂一版 2023年5月23日発行
キンドル版もあります。
三重の封印で隠された、聖徳太子殺しの完全犯罪がついに解明される!
聖徳太子は621年(日本書紀)にも622年(法隆寺系史料等)にも死んではいなかった。史実では643年に聖徳太子が極めて重要な人物たちにより殺されたため、正史である日本書紀は聖徳太子を聖化するなど、その重要人物たちの犯罪を三重の封印で隠した。その封印を破り、真犯人を明らかにするとともに、聖徳太子の実像を明らかにして聖徳太子と法隆寺にまつわる謎を解き、実在しないという説もある「聖徳太子」が歴史上に実在したことを証明する。
『聖徳太子の復活』は、日本書紀や上宮聖徳太子伝補闕記、上宮聖徳法王帝説などを研究し、聖徳太子についての真実を追究した著作である。歴史に秘められた真実を知ろう。
目次
はじめに
第一部 三重の封印─完全犯罪─
第一章 法王帝説と補闕記について
・一 上宮聖徳法王帝説
・二 上宮聖徳太子伝補闕記
第二章 一つ目の封印─殺人の隠蔽
第三章 二つ目の封印─犯人の隠蔽
・一 古人大兄皇子
・二 中臣鹽屋枚夫
第四章 三つ目の封印─日本書紀と矮小化
第五章 法隆寺系史料
・一 素朴な疑問について
・二 法隆寺金堂薬師如来像光背銘について
・三 法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘について
・四 天寿国繡帳銘について
・五 三経義疏について
・六 三つの銘文の特徴